lastUpdate:2011/06/17
言葉関係のまとめ。ただし世界設定部分と実際の文法・単語が混ざったメモ状態です。
基本的に「リスタリエ」贔屓。出てくる人名・地名はほぼ魔女と弟子関係。
※創作的設定
・言語の違い
ストラル・フィアセラで使用されるのは、Ristalie[リスタリエ]
ククロル・レクナーで使用されるのは、 Wistalie[ウィスタリエ]
リスタリエ語は「声に出して読む」ことを容易にするための言葉。
ウィスタリエ語は「文書として残すため」の言葉。
それぞれの語源も、
Rista[リスタ]:音にする・発声する
Wista[ウィスタ]:文字にする・文字を書く
リスタリエ・ウィスタリエの呼び名が与えられたのは世界統一後、しばらくしてからだった。
世界分断前には多種多様な言語が存在していた。
その中でも使用者が多かったのが、下記の三種。
・交易共通語
異大陸・異言語間で意思疎通を容易にし、取引をスムーズに行うための言語。
発声・文字共に有り。使用者は主に商人。
初期は単語単位のやりとり(「これ欲しい。だけど、高い、安くする」とか)だったが、
後期には単語が増え文法が整備された結果、複雑な表現ができるようになった。
・魔術言語(後のリスタリエ語)
魔術言語は最も古い神が残した力ある言葉を始祖とする。言葉に込められた意味を理解し一定の手順を踏むことにより、
世界を巡る法則を書き換え魔法と呼ばれる術を行使するのに使われる。
神が口にした言葉で、その従者達も使用した音声言語。
神の遺産を正しく発音するために魔術言語を元に文字が作られ、
魔術言語にはなかった細かな表現や文法ルールが加えられ、現在用いられる「リスタリエ語」が作られた。
現在の使用地域はストラル大陸全域とフィアセラの一部。魔術言語は魔法の行使に今でも使用されている。
またリスタリエ語を母語としないものでも、各大陸の魔法使いは平易な表現ならば理解することが可能。
・神聖言語(後のウィスタリエ語)
神聖言語は最も古い神が残した力ある文字を始祖とする。文字に込められた意味を理解し手順を踏んだ上で、
持ち物に刻んだり、紙に記すことによって、文字に込められた意味が力を持つ。
神が記した文字で、その従者達も使用した文字言語。
神の遺産たる文字に込められた意図を理解し他者に伝えるために言葉が作られた。
理解を助け、また発声するための細かな記号やルールが整備され、現在用いられる「ウィスタリエ語」が作られた。
現在の使用地域はククロル・レクナー全土。教会や創造神六柱に関する書物や、魔法使いが術具を製作する際に現在でも使われている。
ウィスタリエ語を母語にしないものでも、教会関係に詳しい者であれば、平易な表現であれば理解することが可能。
・記述方法メモ
リスタリエに関しては日本語と同じ語順。それぞれの表記の違いは下記の通り。
日本語:私の名前はウィルです。あなたの名前は?
リスタリエ:Wi az namy qua WYR ya. Hu az ratia namy?
ウィスタリエ:Wnam' WYR. Hnam, et? (※読みとしては Wi namis WYR. Hu namus et?)
ウィスタリエでは、
「'」は 自分について。発声するときは、単語に「is」をつける。
「,」は 相手について。発声するときは、単語に「us」をつける。
et は疑問形。
ただし、リスタリエには、感情とか命令とか過去とか単語がぽつっとつく。
・音声魔法の発動式
<魔術の使用宣言、誰が、なにを、どうやって、どうするか>が基本。
ソレイユが術者の場合の正式な文法は、
今ここに、ソレイユの名において、術の行使を宣言する。
私は、私の前の敵を風の力を以て切り裂き排除する。
文字に置き換えると、
Neia-Thax,Soleil as Namey junam USIE qua Lu Mages.
Wi as,Wi az foot Niil,Wiest-as Striel,Kyast,LUTIE.
ソレイユが省略可能部分を排除すると、
Soleil USIE. Foot Niil,Wiest-as Striel,Kyast,LUTIE.